クルーガー国立公園
南アフリカが誇る最大規模の国立保護区がここ、クルーガー国立公園。
総面積は日本の四国がすっぽりと収まる大きさ。それゆえ公園内でもサバンナや森林地帯が点在するなど、地形や植生がそれぞれ異なり、それぞれに適応する多様な種の動物達が生息している。その数、鳥類507種、哺乳類147種、爬虫類114種、魚類49種、両生類24種、樹木336種と、園内に生息する野生動物の種類と数は世界最多。
また、ビック5の他にも絶滅が危惧されているリカオン(African Hunting Dog)なども、極稀にだが出会えることができる。
国立公園の西側の平原には大小さまざまな私営動物保護区もあり、国立・私営を含め観光客や週末には地元の人々がハイキングやバードウォッチングなどをたのしんでいる。クルーガーは国立公園を意味するが、サビサンドなどの私営動物保護区に多くの豪華ロッジが点在しており、快適な滞在やサファリの醍醐味を満喫できるため、通常のツアーは、私営動物保護区に宿泊をすることになる。